一級品と麻薬品
むかし、
英国 (イギリス) は清国 (中国) に自国で生産した商品を販売しようと試みましたが、何度も清国に断られました。*日本は江戸時代
当時の英国は清国よりも文明が遅れていました。*清国は先進国、英国は途上国
清国の人々は茶色い半発酵茶を飲み、英国の人々は赤い発酵茶を飲む習慣がありました。*茶色い半発酵茶は1級品、赤い発酵茶は2級品でした。
英国は島国でエネルギー (木炭) が限られていました。そのうち、木炭の祖 (おや) → 石炭を利用するようになりました。*石炭は植物の化石、石油は動物の化石。
その石炭を利用することによって、SPEEDアップ、生産量UPに通じ 「産業革命」 が起きます。https://kotobank.jp/word/産業革命-70520
商品をたくさん作った言うものの、自国で販売する 「需要と供給」 のバランスが崩れ出します。
そこで英国は、生産量UPによる商品を印度などへ販路拡大するようになり、東インド会社を設立しました。https://kotobank.jp/word/東インド会社-608670
大きな会社経営により、英国は経済大国になるも、まだまだ 文明面では清国に及びません。*英国商品は2級品、清国商品は1級品
そこで英国は、印度 (インド) に自生していた阿片 (アヘン) という植物に注目しました。
阿片 (アヘン) は幻覚作用と常習作用があり、ひそかに清国の人々にも拡大して行きます。その虜 (トリコ / 常習者) となった清国の人々は、アヘン (麻薬品) を輸入するようになります。
*2級品 と 麻薬品 ⇔ 1級品 の 三角貿易
麻薬品が清国に広まるほど、清国には 怠け者 が増える現象が起き、だんだん英国と清国の立場は逆転して行きます。同時期、英国は石炭エネルギーと商品販路拡大のため『鉄道網』をどんどん拡げて行きます。
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清国の人々は茶色い半発酵茶に砂糖を入れる習慣は少なかったが、英国の人々は赤い発酵茶に砂糖を入れる習慣がありました。
販路拡大は植民地化、砂糖生産は奴隷制度など、南米や北米、世界の各地に少なからづ影響しています。
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一説によると、
英国はキリスト教徒が大半を占めていましたが、当時のキリスト教では金融業は穢れた職業という考えがあり、主にキリスト教徒から弾圧されていたユダヤ教徒が金融業を行っていたと云われています。
販路拡大による経済発展、秘密裏に行われた麻薬取引は金融業者を巨大化させました。
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ところ変わって、
米国 (アメリカ) は巨大化した金融業者や英国の支配層へ不満を持った人々が建てた国と云われています。
彼ら米国人は黒い珈琲 (コーヒー) を飲む習慣があった。赤い紅茶を飲む英国人への反発とも思われます。
紅茶を海に捨てたと事件もありました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ボストン茶会事件
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ところ変わって、
日本ではペリーの黒船が来ていました。
彼らは秘密裏に清国と同じ手法でアヘン (麻薬品) 商法をしようとしていた。
当時、日本の人々は 緑のお茶 を飲む習慣がありました。
後ほど、ペリー家はベルモント家とディロン家とも血縁関係を持ちます。
オーガスト・ベルモント社は英・ロスチャイルド財閥、ディロン・リード社は米・ロックフェラー財閥。ともに、金融業で巨大化。*その2つ財閥は世界を大きく動かします。
時には、
新聞、TV、ラジオ、net 網も『麻薬品』
今でも、その時代の出来事を知るのは重要かもしれません。
この記事へのコメント
凄い時代ですね、ゾットします!映画ラストエンペラーの音楽や曲は嫌いではありませんが、麻薬は深刻な問題ですね。
Posted by チョコチップバニラ
at 2016年07月21日 21:39

>チョコチップバニラさん
新聞、TV、ラジオに週刊紙も時には麻薬品になりますね。
それは決して昔話ではなく、今は覚醒作用が必要な時代に思います。
新聞、TV、ラジオに週刊紙も時には麻薬品になりますね。
それは決して昔話ではなく、今は覚醒作用が必要な時代に思います。
Posted by 阿佐工房
at 2016年07月22日 00:33
