商人の語源
むかし、
「金儲けする事はそんなに悪い事なのでしょうか?」いう人がいました。
今では「銀行員、証券マン」というと高級な職業に位置していますが、昔であればあるほど、金融業、商業などの金品、物品に携わる職業は低い地位にいたり賤視される場合もあったようです。
江戸時代の身分制度・士農工商でも商人は低い地位に置かれていました。
(’-’*)♪ しかし?!
網野善彦氏の本には、地位は低くとも裕福そうに見える職業の人々がたくさん登場します。
日本のみならづ、世界各国の東洋でも西洋でも金融業や商業に携わる「商人」は賤視される場合があったと云われています。
一説によると、
「商人」の語源の1つにこんな お話がありました。
━↓─━─扉─━─↓━
紀元前のむかし、
中国大陸に「殷 (いん) 」という国がありました。近年、中国では「殷 (いん) 」の正式な国名は『商 (しょう) 』が正しいと考え方が浸透しているようです。
*商 ≒ 殷
「殷 (いん) 」という国名は「商 ≒ 殷」を亡ぼした『周 (しゅう) 』の人々が名付けた蔑称だと考える学者もいるという。
そして、
『周』に亡ぼされた「商」の人々は『周』の人々に虐げられ、土地を所有する権利を奪われ、卑しい職業とされた物品取引をして生計を経てるようになりました。
後ほど、
『周』の人々は物品取引の職業をする「商」の人々を「商人」と呼ぶようになったと云われています。
―…―…→→
(・・;) しかし*
その「語源 / 説」は事実無根の俗説とも云われています。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E4%BA%BA
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