「お茶」のお話 → その2

阿佐工房

2015年01月14日 23:53

今となっては、
17世紀ころ 西洋島で起きた「お茶」に対する激しい反対運動は、おもしろ話にも見えますが、その背景には 色いろ意味が含まれていました。

当時の西洋社会において、
「お茶」= 東洋文明、「お茶」=高級品など‥ 意味がありました。

西洋島に「お茶 (東洋品) 」を普及させる事は『異文化』を受け入れること、「お茶 (贅沢品) 」を受け入れる事は ピューリタン的『禁欲の精神』に反すること、など‥ さまざま複数の教えから「お茶」に対する激しい反対運動が重ね合わさりました。

1701年に、アムステルダムで上演された「いかれた御婦人たち」というタイトルの上演会を見てみましても、当時の「お茶」は高級品 (贅沢品) で、貴婦人たち=「支配する側」 ⇔ その動作を笑う観衆=『支配される側』など‥ 受け皿しだいで風刺画のように?‥ 見方が交替します。

同じ西洋島でも、ビール文明のドイツ、ワイン文明のフランスなど‥ 「お茶」は普及せづ ⇔ 普及したオランダ、イギリスでも、「お茶」に対する激しい反対運動が起きていました。


ー・ー


17世紀 オランダに遅れること→18世紀 イギリスにも「お茶」は普及しています。

「イギリス」は『1つ国』ではなく、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる『連邦国』のようでありました。その「お茶」反対運動には、イングランド人とスコットランド人との代理戦争、支配層と労働者との代理戦争など‥ 西洋文明と東洋文明のみならづ、さまざま複数の問題が隠れていました。

また、「お茶 (東洋品 / 異文化)」が普及しなかったフランスは、移民大国とまで云われるくらい異文化を受け入れています。

2015年
その フランスでいま、異文化に対するデモ運動が起きていますので、そのお話は決して、遠くの出来事、昔の出来事でもないような?‥ 気がしてきます。

2014年にも、

2015年にも‥


ー(・・?ー・ー


今のマスコミ情報でも→
遠回しに → イスラム教徒=テロリスト?‥ という色つけの?‥ 情報が流れています→


この情報にも → 本当とうそ、必要と不要‥ 隠れています→


http://asakobonobulogu.ti-da.net/e7149271.html


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