阿佐工房のブログ

沖縄県の道を歩くと 、


「石敢當 (いしがんとう)」という３文字の石が登場して来ます。


道のＴ字路や三差路、門 (かど) の魔除けと云われています。


「石敢當」は、北は青森県 ～ 南は鹿児島県まで存在する。特に沖縄県に多くあるといいます。




「石敢當」も『霊石 (ビンジュル) 信仰』の１種と云われています。




『霊石 (ビンジュル)』は、インドの仏さま →１６羅漢の一人・賓頭盧 (びんずる) がなまった言い方で、


「石敢當」は、さいしょ頃『人の形をした自然石』が祀られていた。しだいに「石敢當」という３文字で表現されるようになったと云われています。＊ 「石敢當」は人の名前であった説もある。


そのほか、動物とか獅子 (シーサー) など‥ さいしょ頃は石造りであったといいます。


火の神 (ヒヌカン) も さいしょ頃、大小３つの石を並べた 『霊石 (ビンジュル) 信仰』の１種という。


火の神 (ヒヌカン) は、釜戸 (カマド) → 台所に設置され、火の神 (ヒヌカン) の別名・御三物 (うみちむん) →御通門→御道門→『三宝荒神』→「天・地・海」→産み親 (おや) と養い祖 (オヤ) → 地母神信仰の１種で‥ 石の神、木の神、土の神、水の神など‥ 森羅万象に通じるようです。 ＊火の神 (ヒヌカン) ＝『三宝荒神』は、怒らせると恐ろしく (火傷) ⇔ 守ってもらえると頼り (温かく) なる自然界の神だと云われています。


さいしょ頃、大小３つの石を並べただけの「火の神 (ヒヌカン) 」もいつの日か、３つの容器になったといいます。もとは『霊石 (ビンジュル) 信仰』の１種だと、


↑古い「石敢當 (いしがんとう)」のとなりに、新しい 「石敢當」を設置するところも、


「石敢當」は、さいしょ頃『人の形をした自然石』が祀られていた。しだいに「石敢當」という３文字で表現されるようになったと云われ、『霊石 (ビンジュル) 信仰』の１種と云われています。


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『霊石 (ビンジュル)』は、インドの仏さま →１６羅漢の一人 賓頭盧 (びんずる) がなまった言い方で、さいしょ頃は『人の形をした自然石』が祀られていた。しだいに「石敢當」という３文字で表現されるようになったと云われています。

『霊石 (ビンジュル)』＝ 賓頭盧 (びんずる) は、 インドでは「賓度羅跋囉惰闍 (ﾋﾟﾝﾄﾞｰﾗ ﾊﾞﾗﾄﾞｩｳﾞｧｰｼﾞｬ) 」と呼ばれ、中国 → 日本では『賓頭盧尊者 (びんずるそんじゃ) 』と訳されているようです。

賓頭盧 (びんずる) はお釈迦さまの正法を伝える十六羅漢の一人で、神通力 がとても強い人だったが、その神通力を持て遊んだため、お釈迦様に叱られ「衆生救済」を命ぜられた。そして今でも、涅槃 (ねはん) に入らづ「衆生救済」につとめているという。

賓頭盧 (びんずる) の事を日本では「おびんずる様」と称され、お寺本堂の中に賓頭盧尊者像 (びんずる仏) を置く場合 ⇔ 外に置く場合があり、ある日、外に置いていた「おびんずる様」を病人が自分の患部と同じところを撫でると病気が治る‥ という民間信仰が生じていき →『撫で仏 / なでぼとけ』とも呼ばれるようになったと云われています。


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『霊石 (ビンジュル)』＝ 賓頭盧 (びんずる) は、 お釈迦さまの正法を伝える十六羅漢の一人で、十六羅漢とは「１６人の阿羅漢」を意味し、阿羅漢 (あらかん) とは、サンスクリット語の arhan (アルハン) の漢訳で、仏教において、人々から尊敬や布施をうける資格のある者、悟りをひらいた高僧を指し、釈迦 (しゃか) の直弟子のうち高位の者はみな「阿羅漢」で、舎利弗 (しゃりほつ)、目連 (もくれん)、迦葉 (かしょう) など‥ いるといいます。


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中国では 賓頭盧 (びんずる) を 聖僧として食堂 (じきどう) に安置されていたそうです。

中国の食堂 (じきどう) は、日本では食堂 (しょくどう) を意味し → 台所 → カマド → 火の神 (ヒヌカン) も さいしょ頃、大小３つの石を並べた 『霊石 (ビンジュル) 信仰』の１種 ？‥


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「石敢當 (いしがんとう)」が 『霊石 (ビンジュル)』＝ 賓頭盧 (びんずる) ？‥

『火の神 (ヒヌカン)』が 『霊石 (ビンジュル)』＝ 賓頭盧 (びんずる) ？‥

人間の形をした「自然石」


『霊石 (ビンジュル)』＝ 賓頭盧 (びんずる) ？‥


うそか？‥

本当かは？‥