この世の人生は苦しい、
人間は生まれ変わり死に変わり、苦の世界を輪廻 (りんね) する
天界 → 人間界 → 修羅界 → 畜生界 → 餓鬼界 → 地獄界 → それは六道輪廻 → 永遠に苦しみから逃れることができない →
‥釈迦の教説‥
その苦の原因は、恋をする ⇔ 嫉妬、金に執着して、地位にとらわれたり‥そういう欲望が苦を生んでいる。
苦を脱するには、欲望を滅ぼし、生まれ変わる原因をなくします。
生きているうちにその涅槃 (ねはん) に入った人間を仏陀 (ぶつた) といいます。
時が経つと仏教は変質し、釈迦は神格化され、仏像となる。
またしばらくすると『龍樹』によって、欲望の否定は『こだわり』であり、肯定でも否定にもとらわれない『空』が説かれる → それは大勢の人々を救う事ができる → 大きな乗り物 → 大乗仏教 ⇔ それ以前は、小乗(上座部)仏教となりました。
東アジアには大乗 ⇔ 東南アジアには上座部仏教が広まりました。
もとは偶像否定であったが‥人々の見たい心が仏像を作りました。
大乗仏教では、多種多彩な仏像に対して⇔初期の小乗(上座部)仏教では、拝む仏像は釈迦如来像しかないようです。
またまた‥日本にやってきました仏教は、解釈の違いで枝分かれして、仏教の生まれたインドでは、大乗仏教に密教が興ってバラモン教(現在はヒンドゥー)に呑み込まれて行きました。
日本にやってきました大きな乗り物は同時に多くの誘惑にも乗りました。
信心の篤い孝謙天皇という女帝が「道鏡」というお坊さんに恋をする → 国をプレゼント → 権力に媚び過ぎて堕落した仏教を批判する桓武天皇は、奈良の都を捨て、長岡京 → 平安京へと遷都しました。
長岡京は、怨霊の祟りや洪水によりわずか10年で平安京へと‥
そんな時代に最澄と空海は、生まれ育ちます。
引き続きの「平安」とは名ばかりで怨霊うずまく暗黒魔都でした。
怨霊を鎮める新たな仏教を学ぶため、エリート最澄は国費で空海は私費で入唐しました。
表の歴史に対して ⇔ 裏社会では?最澄と空海の影には勤操 (ゴンゾウ)) という秦氏(原始景教徒)系統の僧侶がいました?
東方キリスト教の聖地である『長安』で恵果と会い?
最澄は『旧約聖書』を ⇔ 空海は『新約聖書』を漢文に訳した密教?
留学して密教を学んだ空海は、それまで顕(あき)らかにされてきた教えを顕教(けんぎょう)仏教として、仏の真理には秘密の部分こそが尊いのだと説きました。
それ以前の顕教でも、釈迦の教えとはだいぶ変わっていましたが?顕教と密教ではさらに違う仏教に変化しているようにも見えました。
もう少し裏社会では?その後の儒教の朱子学思想には密教に タルムード的要素も含まれている?
(+_+) あまり秘密を覗くと
‥それはひみつ‥
西洋のこぎりは押して ⇔ 東洋のこぎりは引く
剣は刺して ⇔ 刀は斬る事か?
意識と無意識の?
表の本と裏の本を引用しましたら‥