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アーリア人とドラヴィダ人

 
 [ 世界の4大文明 ]
西から → エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明。とあり、
アーリア人とドラヴィダ人
エジプト文明とメソポタミア文明を合わせて「オリエンタル文明」と呼んでいるようです。



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紀元前2300 ~ 紀元前1000年にかけて、
メソポタミア文明の東には インダス文明がありました。

そこでは、ドラヴィダ人が文明の担い手となり、聖牛や菩提樹・水の信仰を持ち、文明都市が発展していたようです。

ドラヴィダ人 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%80%E4%BA%BA

後ほど、都市計画に必要な レンガ を焼き上げるための木材を大量に濫伐したことから、度たび洪水を繰り返すようになり、紀元前1700年頃から インダス文明 とその担い手であるドラヴィダ人にも陰りが見えて来ました。
アーリア人とドラヴィダ人
インダス文明 (ドラヴィダ人の拠点) は、となりのメソポタミア文明 (ペルシア人の拠点) の領域にも接していましたが、国力が弱まると同時にペルシア系アーリア人がインドにも進出。しだいに北西部 ~ 南東部にドラヴィダ人の拠点は狭まるようになって行きます。

当時、メソポタミア文明の担い手であったペルシア系遊牧民は、アーリア人と呼ばれていました。

アーリア人 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BA%BA

ー・→

紀元前1300年頃に入ると、
アーリア人がインドに侵入し、先住民族であるドラヴィダ人を支配するようになり、ミトラス教的な「火の信仰」が普及した。と云われています。
*アーリア人は火の信仰を持ち ⇔ ドラヴィダ人は水の信仰を持っていた。

紀元前1000年頃に入ると、
アーリア人 (火の信仰) とドラヴィダ人 (水の信仰) の混血が始まり、信仰の融合にも通じ → ヴェーダの宗教 ≒ バラモン教が形成された? といいます。
*バラモン教からヒンドゥー教に進展。

バラモン教やヒンドゥー教は 創始者のいない古い宗教で、その起源はメソポタミア文明の担い手であったアーリア人がミトラ神 (太陽神) の要素をインダス文明に組み入れたもの? とも云われています。

ー・→

そのヴェーダの宗教 ≒ バラモン教の中には、新興のアーリア人が先住のドラヴィダ人 を支配するための4つの宗教制度も含まれており、後ほどヨーロッパでは「カースト制度」とも呼ばれるようになります。

ー?→

紀元前13世紀頃、
新興のアーリア人が先住のドラヴィダ人 を支配するために4層のヴァルナ_(種姓) を作り、自らを最高位の司祭階級に置き、ブラーフマナ (バラモン) と称したのが始まり。と説もあるようです。

ヴァルナ_(種姓) とは、
人々を4層の種姓に分割する宗教的階級制度で、ヨーロッパではカースト制度と呼ばれています。

ー上位からー

1.バラモン (司祭階級)

2.クシャトリヤ (貴族や武族階級)

3.ヴァイシャ (庶民階級)

4.シュードラ (奴隷階級)

ーの4姓制ー

また、4層のヴァルナ (種姓) に属さないパンチャマ (不可触賤民) と呼ばれる人々もいた。
*江戸時代の身分制度
「士農工商」に属さない『穢多、非人』にも似ている。


違うカースト (階級) の人とは結婚できない。パンチャマ (不可触賤民) に触れたり見てはならない。と教えであったといいます。

なお、カースト制度は宗教的な身分 / 階級制度で、経済的・政治的な関係とは違う場合もあり、経済的には貧しいバラモン (司祭階級) もいれば ⇔ 生活が豊かなシュードラ (奴隷階級) も存在したという。

現在のインドではカースト制度は廃止されているけど、その風習が残る地方もあるようです。

ー・→

バラモン教やヒンズー教、カースト制度と呼び名は、ヨーロッパ人がつけた名前で、インドでは「ヴェーダの宗教」と呼んでいたようです。
*ヴェーダの宗教 ≒ バラモン教

後ほど同じく インド で誕生する『仏教』以降に再編成されて出来た「ヴェーダの宗教 ≒ ヒンズー教」と区別するため、仏教以前のヴェーダの宗教をバラモン教 → 仏教以後のヴェーダの宗教をヒンズー教と呼んでいるようです。

司祭階級の「バラモン」を正しくは「ブラーフマナ」といい、サンスクリット語の「ブラーフマナ」を漢語に音訳された「婆羅門」の音読みから日本でも「バラモン」と、まったく異なる表音になった。とある。

(・・? 偶然にも?!
英語と日本語で「ブラーフマナ」を「バラモン」と発音している?!


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時代は下り、
紀元前5世紀のインドでは、ジャイナ教や仏教といったバラモン教に対して否定的な新興宗教が生まれました。

仏教の始祖であるゴータマ・シッダッタは「仏陀 (ブッダ) 」と呼ばれていましたが、その「ブッダ」とは人の名前ではなく「悟りをひらいた人」を意味する称号で、日本では「お釈迦様」と知られています。

お釈迦様 ≒ ゴータマは、シャカ族の小国であるカピラ王国の王子として生まれた。
*4姓制 ≒ カースト制ではクシャトリヤ (貴族階級) に位置

カピラ王国はヒマラヤの麓、インドとの国境付近で現在のネパール側にあった小国で、商業・交易路の要衝地で「商人の町」にもなっており、当時のシャカ族は中インドの五大国の1つ.コーサラー国に隣接し、事実上コーサラ国に隷属していた。

成長したゴータマは、生・老・病・死(四苦)に深く悩むようになり、29歳で家族を捨て修行僧(沙門)となり、ガンジス川の河畔で二人の修行僧に従い、6年間断食などの苦行を続けたが悟りを開くことは出来なかった。心身の衰弱をスジャータという娘がさしだしたおかゆで救われ、苦行を捨てた。

35歳になった ゴータマは、ブッダガヤの菩提樹のもとで瞑想で悟りを開き「仏陀 (ブッダ) 」と呼ばれるようになり、その仏陀の教えから『仏教』が成立したと云われています。

新興宗教である仏教は、ブラーフマナ (バラモン) の特殊性を否定したため、ブラーフマナ (バラモン) の支配を良く思わなかったクシャトリヤ (貴族階級) に支持され、ブラーフマナ (バラモン) の地位は落ちて行きます。

ー・→

もともと、ゴータマ家 / シャカ族の人々が住んでいたガンジス川中流域は商業・交易路の要衝地で、経済活動が活発になると王族 / 貴族 (クシャトリヤ) や大商人 (ヴァイシャ) の勢力が大きくなっていました。

新興宗教である仏教は、彼ら (クシャトリヤ階級とヴァイシャ階級) の支持を受けて、伝統的なヴェーダの宗教 (バラモン教) を否定する反バラモン主義の思想家 (沙門) たちの活動が活発な地方であったと云われています。



ダンプカー―…ご迷惑をおかけします―…ご迷惑をおかけします工事中




ヴェーダの宗教 ≒ バラモン教の起源を辿るとミトラ神 (太陽神) に関するミトラ信仰に結びつくようです。

(・・? ミトラ神 = 太陽神
アーリア人とドラヴィダ人
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%A9

(・・? どうやら?
そのミトラ信仰からミトラス教やバラモン教、ゾロアスター教、マニ教などに派生し → 東へ西に ← にアーリア人と呼ばれる人々が普及させていたようです。

ミトラ信仰から派生したミトラス教の起源もとても古く、古代インドのヴェーダ信仰の影響を受けた古代ペルシア人(アーリア民族)のミトラ信仰にあるとされる。http://1000ya.isis.ne.jp/0445.html

メソポタミア文明の担い手であったペルシア系アーリア人は、イラン系アーリア人とインド系アーリア人に分別して行きます。

ー?→

ミトラ神 (太陽神) の起源はとてつもなく古く、
イラン系アーリア人とインド系アーリア人。そのどちらが先か? はたまた、2つのアーリア人に分別する前に存在していたのか? などが云われています。

古代ペルシアにおける『アヴェスター』中のミスラか? 古代インドにおける『ヴェーダ』中のミトラか? にまで溯る。どちらも最高神に近い神格をあたえられていた。

イラン系アーリア人はアヴェスター語でミスラ神 (太陽神) 、インド系アーリア人はヴェーダ語でミトラ神 (太陽神) と発音していたようです。


 雷 雷 雷 爆弾  雷 むかっ


(・・;) 増すます ;
意味不明な内容になってしまいましたが、ミトラス教はペルシア生まれか? インド生まれか?
仏教生誕地であるインドでは仏教は見かけなくなり、ミトラス教とゾロアスター教の生誕地であるペルシアでも2つ宗教とも見かけなくなっているけど、
アーリア人とドラヴィダ人
姿形を変えて?

アーリア人とドラヴィダ人
ヒンズー教徒を装う仏教徒? ヒンズーの中に仏教、仏教の中にゾロアスター教、ミトラス教。

同じ名前の宗教でも、時代や進んだ方向によつてまったく異なる「姿形」で?‥ と事もまた考えて見たいです。


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Posted by 阿佐工房 at 2017年04月08日   00:22
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